皆様、こんにちわ!

出雲トータル不動産の 猫ブロガー ひらた です。

さてさて、お星様になったシロちゃんの続きです。

 

ある日の事でした。
お隣のおばさんが、病気で長期入院する事になりました。
お隣が留守になる時は、シロちゃんはうちで預かります。
ご飯時期になると、「シロちゃん、ご飯だよ!」と、シロちゃんをうちの前に誘うのですが、シロちゃんはお隣の玄関の前から一歩も離れません。
なので、お隣の玄関の前でシロちゃんの器にご飯を入れてあげて、食べさせます。
シロちゃんは、ご飯時期になっても、おばさんが家から出て来ないのを不審に思うのか、ずっとお隣の家から離れませんでした。
玄関の前で、ずっと上を見上げて座り込んでいたり、裏庭に回って、大きな窓が開けられるのを胡坐をかいて待っています。
おばさんの姿を探すその姿は、胸を打たれるものがありました。まさに、忠犬ならぬ、忠猫シロちゃんです。
退院したおばさんにその話をすると、おばさんは涙ぐみ、前よりもシロちゃんを可愛がってくれました。
シロちゃんもおばさんが大好きで、いつも朝になるとどこからともなく現れ、おばさんが起きて玄関の扉を開けるのを待っています。
私達にもとても良く慣れていましたから、私達が玄関を出入りしたり、裏の窓を開けると、一生懸命駆けて来て、子供のようにさばりついて来るのでした。
朝は、おばさんから美味しい猫缶と温めたミルクを貰い、うちの母からチクワを貰うのが習慣でした。
うちの母とおばさんが話している側で、嬉しそうな可愛い顔をしてちょこんと座り、その様子を見上げているのです。

しかし、シロちゃんと私達がお別れする時がいよいよやって来たのです。
私の住んでいたアパートは古くなり、取壊しされる事になりました。
私もおばさんも、住み慣れたそこから離れなければなりません。
うちは、ペット可のアパートを見つけ、急遽、1カ月後には引っ越しする事になりました。
丁度、去年の今頃の時期で、チビを拾ったのもその時でした。
引っ越しの荷造りや片づけもの、その他の処理に忙殺されて、なかなかシロちゃんを構ってあげる時間がありません。
シロちゃんは、私の姿を見つけると、一生懸命駆けてきます。
でも、なかなかシロちゃんと過ごす時間が出来なくて、シロちゃんは少し淋しそうにしていました。
そんな中、雪のちらつく寒い日に、私はチビを拾いました。
おうちの中に、易々と入れてもらえるチビを見て、シロちゃんはとてもショックを受けたようでした。
その夜、台所でエサを食べているチビの床の下で、シロちゃんは一生懸命「自分はここにいるよ」と鳴き続けていました。

私は、シロちゃんにとても罪悪感を感じていました。
新しいアパートは猫2匹までOKだったのです。チイの他に、もう一匹、猫を連れて行く事が出来ていたのです。
私は難しいとわかっていましたが、その最後の枠をなんとなくシロちゃんの為にと、空けていたのです。
しかし、子猫を拾ってしまい、チイが噛んでしまった傷もなかなか治らず、里親さん探しも難航した為に、その枠にはチビが入る事になったのです。

チビを拾った次の日。
シロちゃんは、小さく陽の当たる車の横に座っていました。
私は、近くのコンビニへ行く時に、シロちゃんに声を掛けました。
シロちゃんは、一生懸命、いつものように走って来ます。
「ちょっと、行ってくるね」とシロちゃんに言うと、シロちゃんは離れていく私の後姿を見て、今までに聞いた事もない大きな声で鳴き出しました。
それは、まるで赤ん坊が火がついたように泣き出すような、空気を震わすような大きな鳴き声でした。
私は吃驚して、シロちゃんのところへ戻ります。そうすると、シロちゃんは鳴き止みます。
しかし、離れるとまたその繰り返しで、3回目には「すぐに戻ってくるからね!」と大急ぎで用を済ませて戻りました。
シロちゃんは、人間語のわかる子でしたので、ちゃんとそこで待っていて、私は、シロちゃんに「おいで!」と声を掛けて、シロちゃんも嬉しそうに私の後について来て、おうちに入り、ご飯を食べました。
しかし、とうとう引っ越しの日はやって来て、私達家族は、シロちゃんに後ろ髪を引かれるようにその地を後にしたのです。

(その3に続く)

 

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お星様になったシロちゃん。その2。